帯結び不要!!セパレート式着物なら着方が簡単!
こんにちは、菜々小町です。
今まで着方がわからないために、着物の装いを楽しめなかった方に朗報です!
着物は素敵だし、着てみたいと思うけれど、着付けがわからないし、帯の結び方もわからないから着られない!!……と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、もし、着物の着方がわからなくても帯を結べなくても簡単に着られるデザインの着物があったらいかがでしょうか?
見た目は着物そっくりですが、帯を結ぶ必要がなく、着るのがとっても簡単なデザインのお洋服のような着物をご紹介します!
セパレートタイプの着物は着方が簡単で楽!?
着物を着たいと思っても、着方がわからなかったり、あるいは帯の結び方がわからないため、着るのをあきらめてしまっている方もいらっしゃるのではないかと思います。
確かに、着物を着るにはちゃんとした着方がありますし、帯を結ぶ必要がありますね。
着付けの本を見ても、初心者にとっては、実際に自分で着物を着て、帯を結ぶのはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
あの長い帯を扱うのは大変そう!!……と思ってしまうのは無理ないことだと思います。
着物を形良く着たり、手早く帯を結ぶことができるのは、日頃から着物を着慣れている人くらいだと思いますし、帯を結ぶのに悪戦苦闘していたら着付けに時間がかかってしまいます。
「あ~!!もう、や~めた~!」と思ってしまいますよね!?
「どうして、着物はお洋服のように簡単に着られないの?」って叫びたくなりますね。
う~ん、何とかならないものか……!
着方がわからなかったり、帯を結ぶことがネックになって、着物を着ることをあきらめてしまうのは大変に残念です。
初心者の方でもお洋服を着る感覚で着られ、簡単に結べる帯があったら、もっと着物を気軽に楽しめるのではないかと思います。
できるだけ見た目が着物に近いデザインで、着るのが簡単なお洋服……。
ですが、なかなかそのようなデザインのお洋服ってないんですよね。
そこで、初心者でも簡単にパパッと着られるデザインのお洋服のような着物を作ってみました。
トップスとボトムにわかれているセパレートタイプで、たった3分で装着できてしまいますから、着付けにそれほど時間がかからなくて済むんです。
お洋服を着る感覚で気軽に楽しむことができますよ♪
セパレート式着物なら面倒な帯結びが不要!
「気軽に楽しめる着物風デザインのお洋服」ということで、たとえ着付けがわからなくても、帯が結べなくても、お洋服のように簡単に着られる着物を製作してみました。
実際に作ったものがこちら ↓
トップスとボトムのセパレート式になっています。
トップスは着物の様な、たもとのあるブラウス……といった感じですね。
ボトムは、巻きスカートになっています。
お洋服のブラウスとスカートの組み合わせのようにも見えないでしょうか?
一緒に帯も作ってみました。
帯の完成品がこちらになります ↓
上の長いほうの帯を胴に巻き付けた後、リボン型を綾テープを結んで装着します。
合体すると、後ろはこのような形になります ↓
リボン型の作り帯ですね。
このデザインの帯は、浴衣の帯に良く見かけますね。
着物風デザインのブラウスと巻きスカートのセパレート式の着物と作り帯によって、本物の着物のような着方や帯結びの面倒さがなく、短時間で簡単に着られてしまうんですよ。
これは簡単!セパレート式着物の着方
いくらデザインが、お洋服のブラウスと巻きスカートのようなセパレート式で作り帯だからといっても、やっぱり着るには時間がかかるのではないかしら?……と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、セパレート式着物を実際に着用し、その着方をご紹介いたしますね。
まずは、ボトムの巻きスカートから着用します~。
スカートの両端についている綾テープを持って、巻きスカートを腰に巻き(右側から合わせます)↓
左側にある通し穴に右端の綾テープを通します ↓
左右の綾テープを後ろに回し交差させます↓
後ろにまわした綾テープを手前に持ってきて、ウエスト部分で結びます ↓
ボトムはこれで完了です!
次にトップスを着用します。
まず、両袖を通します ↓
右を合わせます ↓
次に左を合わせます ↓
右に合わせる着方は、普通の着物と同じです。
通常、着物は「おはしょり」といって余った着物の丈を腰の位置で折って合わせるのですが、セパレートタイプの場合はその必要がないので楽ですね!
ブラウスを着用したら、最後に帯を装着します。
ウエストの細い方は、くびれの部分にタオルをあてて、寸胴に体型を補正した上から帯を着用するとしっくりとしていいと思います。
まず、作り帯の長いほうをお腹に巻きます。
帯の両端についている綾テープを持って、ウエストに巻きつけていきます ↓
左右の綾テープを手前で結びます ↓
綾テープを結んだら帯の中に見えないように入れておきます ↓
リボン型の差し込み部分(ピンクの矢印の部分)を後ろの帯の中に差し込みます ↓
綾テープを手前で結び、帯の中に入れ、帯のズレやブラウスの裾を整えたら完了です!
帯を着用したうしろ姿 ↓
正面から見るとこんな感じです ↓
実際は巻きスカートだけど、ちゃんと着物に見えますね。
普段、聴くことのない演歌を歌いたくなっちゃいます(笑)。
実際に着用した感想は、とにかく着方が簡単で着用時間も「早いっ!!」でした。
おはしょりもなく、帯を結ぶ必要もないので普通の着物に比べ、短時間で着ることが出来ました!
この帯なら、ものの3分で着用が完了してしまいます。
着付けが苦手でも、簡単に着ることができますね。
これなら、気軽に着物を楽しめそうです♪
まとめ
通常、着物を着るには帯を結んだり、着付けが必要になります。
なかなか、気軽に着られるような気がしませんね!?
ですが、セパレート式の着物は、ブラウスやスカートのように着方が簡単で帯を結ぶ必要もありません。
着物の着方がわからなかったり、帯の結び方がわからなくても、作り帯を使って簡単に着ることができますので、着付けが苦手な方でも無理なく着ることができると思います。
しかも、お洋服の生地を使っていますので、洗濯も自宅で出来ますし、お手入れも簡単です。
普通に着物を着るのは、「帯結びが面倒!」とか「着物はお手入れが大変そう!?」と思っている方に、このセパレートタイプのデザインの着物は気軽に着られるのでおすすめですよ♪
着物に興味はあるけれど、着るのはあきらめていた方はお試しください。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
菜々小町
セパレート式着物の着方のコツとポイントはこちらの記事でご紹介しています ⇒「普段着にもぴったり!帯ありの二部式着物の着方とポイント」
難しい着付けや帯結びが不要な気軽に着られる大正ロマン系着物服のご案内はこちらから ⇒ アトリエ菜々小町の和洋服「私へのプレゼント」
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