貸農園で野菜作り!秋冬に向けて8月中にやること①土作り
こんにちは、菜々小町です。
早いもので、8月もあと一週間ほどとなりましたね。
貸し農園の小町のミニ畑では、夏野菜の収穫もそろそろ終わりになり、秋冬野菜作りに向けての準備を始めていく時期となりました。
今回は、まだまだ扱いに慣れないクワを持ち、土作りをしてきた様子をご紹介いたしますので宜しかったらご覧ください!
美味しい秋冬野菜作りの為には8月中に土作りをしておこう
8月も中旬が過ぎた辺りになると、貸し農園では秋冬の野菜作りをしていく準備を徐々に始めていきます。
畑で種蒔きや苗の植え付けをする前に、最初に土作りをしないといけません。
畑の土の状態を野菜にとって理想的な環境に整えておくことが、美味しい野菜を収穫する為には必要不可欠です。
では、土がどのような状態が野菜にとって好ましいのでしょうか?
小町が教わった一般的な野菜の栽培における土の状態とは
1.水はけと水もちが良いこと
2.土がフカフカで通気性が良いこと
3.弱酸性で微生物が豊富、適度な養分がある
とのことです。
土に適度な空気と水分が保たれていて、土壌のpHや栄養のバランスが良い状態が野菜の栽培に最適といわれていて、その状態を作る為にも土を耕すという作業が必要になります。
土を耕し、肥料を適量与えること。
この土作りをしっかりやっておくことが非常に重要だということなので、美味しい秋冬野菜作りの為にも頑張るぞ~!
貸し農園での畑の土作りはまず雑草をとって肥料を入れて耕すこと
貸し農園の畑の土作りで、まず最初に取り掛かるのは雑草取り。
雑草って、すぐに生えてきて、取っても取っても後から後から生えてくる!
手で取るのは大変なので、クワなどを使って取っていきます。
その雑草を一通り取ったら、肥料を蒔いて土を耕していきます。
肥料は、育てる野菜によって種類や量が違うのですが、多すぎても少なすぎてもダメで必要量を与えることが大事なようです。
畑では化学肥料を使わず、牛糞や鶏糞、油かす等の有機肥料を使用しています↓
大きなバケツの中にはこんな感じで肥料が入っています↓
それぞれの肥料を量って、小さなバケツに入れているところ↓
それぞれ計量した肥料をよく混ぜ合わせます↓
畑の土に量った肥料を蒔き、クワで土を耕していきます。
もし、土が硬い場合は、一度軽く土を耕してから肥料を入れます。
クワの扱いにまだ慣れていない小町は、土を耕すというより土の表面を引っ掻くような感じでなかなかスムーズにいきません。
それを見ていた農園アドバイザーの方が、「外側の土を内側にかけるようにするといいよ」と優しく教えてくださり、そのお陰でやっているうちに少しずつ感覚がつかめるようになっていきました。
まぁ、それでもまだまだぎこちないのですが……。
肥料を入れて、土を耕したところ↓
それにしても、8月の畑作業は暑くて大変。
もう、汗だくで日焼け防止の為にしていたアームカバーも途中で脱いでしまいました。
きっと、この8月の畑の土作りが終わる頃には、小町の腕は半そで焼けのツートンカラーになっていることでしょう。
秋冬野菜作りに向けて貸し農園の畑の土作りで大事なこと
まだ土を耕す前の畑↓
秋冬野菜作りの為の畑の土作りとして、大事なポイントがいくつかあります。
まず、肥料を入れて土を耕していく中で気をつけたいのが、肥料を多くしてしまうこと。
少し多めの方がその分、土に栄養がいくので良いのではないかと思い、つい多めに入れてしまいがちかもしれませんが、野菜が順調に育つためには肥料は多すぎても少なすぎてもダメなんです。
肥料が多いと野菜が病気になりやすくなったり、害虫の被害にあいやすくなり、野菜が健康に育つことができなくなってしまいます。
また、肥料が少なすぎると野菜の葉や茎が大きくなれず、野菜の実も小さく、収穫量も少なくなってしまいます。
肥料は適量を土に入れることが肝心なんですね。
次に、畑は土が硬いと水はけが悪く、野菜の根も伸びにくくなってしまう為、硬い土を砕いて柔らかくする必要があります。
クワなどの道具でかたまりになっている土を砕いて柔らかくすることで、土の中に空気が入ってフカフカとした通気性の良い土となり、水はけが良く、肥料もなじみやすくなるのです。
土の中の微生物が元気でいるには空気が必要なので、この土を耕すという作業は欠かせないものになります。
そして、貸し農園の畑での土作りは、種蒔きや苗の植え付けをする2週間以上前には終わらせておくのが良いと教わりました。
9月中旬頃には秋冬野菜の種蒔きや苗の植え付けが始まるので、8月の終わり頃には土作りを終えているのが良いと思います。
最低でも肥料を入れて土を耕す作業を種蒔きする2週間前には終わらせて、種蒔きまでの期間、土の中で微生物が増えて元気になっていき、野菜の成長に適した土となってゆくのを待ちたいと思います。
次回は、ウネ作りの様子をお伝えしますね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
菜々小町
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