夏野菜の栽培は難しい?初心者が畑でやってしまいがちな事


こんにちは、菜々小町です。

自ら畑で育てた野菜を収穫する時、そしてその野菜を口にした時の喜びは何とも言えません!

ましてや暑さに耐えながら収穫をした夏野菜の味は格別です!!

今回は、美味しい夏野菜を栽培する為に気をつけたいことや野菜作り初心者がついついやってしまいがちな事をお話しします。

夏野菜の生育は早い!畑はマメにチェックすべし!!

畑で夏野菜の栽培をはじめて思ったことは、「夏野菜の生育って早い!」ということです。

花が咲いて実がなってきたと思ったら、そこからの成長スピードがすごいんですよ。

例えば、キュウリですが、ほんの長さ5~6センチだった可愛い実が ↓

たったの一週間で、こんなに大きくなるんです ↓

巨大キュウリの出来上がり!

ジャンボだ~!

私の手と比べるとかなり大きいということがおわかりいただけると思います ↓

下の画像のキュウリは、お店で売っているものと大きさが変わらないくらいのサイズです ↓

この標準サイズのキュウリの方が、ジャンボキュウリよりもみずみずしい感じがします。

今日、収穫したキュウリ達 ↓

大きさがだいぶ違いますね。

真ん中のキュウリ2本が標準サイズではないかと思います。

ジャンボキュウリ、一体長さ何センチくらいになるのか?

畑で収穫したジャンボキュウリのサイズを測ってみることにしました。

並べてみると標準サイズのキュウリが可愛く見える ↓

なんと! ジャンボキュウリの長さは約38センチありました ↓

そして、太さが約17センチです ↓

こんな大きなキュウリ、どうやって食べようかしら?

食べる前に先ず、中身はどうなっているのだろうと思い、包丁でカットしてみました ↓

横に切った断面はこんな感じですが、縦に切ってみたら ↓

種デカッ!!

そして、美味しくなさそう(苦笑)。

サラダにして食べてみたのですが案の定、美味しくなかったです。

味が薄いというか……種も大きくて、これはキュウリじゃない!?

なにか美味しく食べられる方法ないかなぁ……。

標準サイズのキュウリはサラダやぬか漬けにして食べてみたのですが、美味しくいただけました!

小町は畑仕事は全くの初心者なので、野菜作りに詳しい方にアドバイスをいただきながら栽培をしています。

夏野菜の生育は早いので、毎日畑に行けるのならいいのですが、なかなか毎日は畑の様子を見に行くことが難しいこともあるかと思います。

小町も自宅から少し離れた所にある畑をお借りしていて、毎日通うことが難しいです。

次に畑に来る日が何日も先だということも多いです。

その場合、野菜の実が小さめで「まだ少し収穫するのは早いかな?」と思うくらいの大きさだったとしても、畑に来たその日に収穫した方が良いと思います。

「次に来た時にもう少し大きくなっているだろうから、その時収穫しよう」なんて思っていたら、数日後とんでもなく大きくなっているからです。

大きくて味も良ければいいのですが、成長しすぎると味も落ちてしまいます。

長さ20センチ前後になったら早めに収穫しましょう。

また、収穫せずに実が大きくなり過ぎてしまうとキュウリの色も黄色に変わっていき、実に余計に養分がいってしまい、その後の実があまり付かなくなってしまうので、長く収穫を楽しむためにも実を大きくし過ぎないことが肝心だと教わりました。

初心者は「もう少し大きくなるのを待とう……」と思って、収穫時期を誤ってしまいがちかもしれません。

ですが、キュウリに限らず、夏野菜は多少、小ぶりでも収穫して美味しくいただいた方が良さそうです。

夏はできればマメに畑に行って、野菜の生育状態をチェックすると良いと思うのですが、自宅から畑まで遠くてそう頻繁には行けないという場合もあると思います。

ですが、夏は最低でも週に一度は畑に行って適宜野菜を収穫しないと巨大なお化け野菜が出来上がってしまいます。

夏は「週に一度は畑をチェック!!」です。

初心者は注意!夏野菜の栽培は種蒔きの時期が重要

夏野菜も色々とありますが、初心者でも比較的栽培しやすいというインゲン。

そう、初心者でも栽培しやすいそうなのですが、野菜の栽培に詳しい方から「インゲンは今の時期(6月下旬)の種蒔きだと収穫はあまり期待できないけど、練習の意味でやってみては?」とのことで、初心者の小町は秋野菜の種蒔き前の練習ということで栽培してみることにしました。

インゲンは、花が咲き実をつけてくる頃と真夏の暑い時期が重なるのを避けて種蒔きをするのが良いので、これから暑くなってくる6月の終わりに種蒔きするのはおすすめではないとのこと。

実がなり、その実が大きくなっていく時期と猛暑となる時期が重ならないように種蒔きして、暑い盛りになる前にはインゲンの実が収穫できているのが理想です。

ですので、ダメ元で種を蒔いてみました。実験みたいな感じですね。

さて、どんな風になっていくのでしょうか?

6月下旬、都内の某畑に行って参りました。

下の画像は土に肥料をなじませ、畝(うね)を作り、マルチといわれるシートをかぶせたら穴をあけて種を蒔き、その上に不織布をかけたところ ↓

種蒔きから2週間後の畑の様子です ↓

ちゃんと発芽してくれてて良かった~。

更に3週間後の畑の様子 ↓

グリーンの葉が綺麗!

種蒔きから1か月を過ぎた頃、花の蕾があらわれてきました。

これがインゲンの花の蕾です ↓

花が咲いた後にインゲンの実がなります。

これがインゲンの花です ↓

インゲンって、こんな可愛い花を咲かせるのですね。

こういう栽培の記録をつけるのも楽しいです。

そして、花からインゲンの実がなりました!

夏野菜は生育スピードが早いですが、インゲンも生育旺盛です。

大きさとしては長さ3~4センチくらいで、「やった~!もうすぐ収穫だぞォ!!」と息巻いていたのですが、次に畑に行った時にはインゲンの実がひとつ残らず消えていました。

跡形もなく消えてしまったインゲン……。

「何処?何処や!!」

「一体、あのインゲンたちは何処へ行ってしまったの?」

行方不明になったインゲンの話を野菜の栽培に詳しい人にしてみたのですが、どうやら猛暑によってインゲンの実がダメになってしまったようです。

あまりの暑さでインゲンの実が枯れてしまったのです!

確かに花が咲いた頃には、東京は連日気温が30度以上にもなっていました。

「もうすぐ収穫」というところまで行ったのに……。

同じ夏野菜でもキュウリのようにはいきません。

あまりに気温が高いと花が落ちやすくなって実がつきにくくなることと、せっかく実をつけてくれても暑さによって実が育たないのでインゲンの場合、花が咲き実をつけていく時期が真夏の暑い時期と重なるのを避けて種蒔きする必要があります。

小町がインゲンの種蒔きをしたのは6月下旬で、花から実がなり始めたのが8月上旬の超暑い時期でした。

8月の猛暑にインゲンの実が耐えられず、生育せずに終わってしまいました。

インゲンの生育に最適な温度は20度前後ですので、もう少し早い時期の4月~5月に種蒔きしておくのが良かったようです。

または、7月以降に種蒔きして、気温が下がってきた時期に花をつけ始めるのが良いとのことでした。

種蒔きの時期を間違えなければ、初心者でもインゲンの栽培はそれほど難しくはないそうです。

やはり、種蒔きの時期って大切なのだということがわかりました。

これからは、秋野菜の栽培に向けての畑作りをしていく予定です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

菜々小町

こちらの記事もご覧ください ⇒「食べて乾燥対策!?干からびない為の秋が旬の食べ物とは?

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