魂の年齢って?お盆に墓参りして想うこと
こんにちは、菜々小町です。
今年のお盆は、いかがお過ごしでしたでしょうか?
外出自粛の為、多くの人がいつものお盆休みとは違う過ごし方をされているかと思います。
小町も旅行にも行かず、必要最低限の外出しかしておりませんが、お盆には墓参りに行って来ました。
そこで、魂についてふと想ったことをお話ししたいと思います。
人は亡くなると肉体から魂が抜け出し、その魂が新しい肉体に宿って生まれ変わると言われています。
……と言うことは、亡くなった肉体は魂の抜け殻ということになりますね。
魂というものが本当にあるのかはわかりませんし、輪廻転生ということがあるのかさえもわかりません。
ですが、昔から人々が亡くなった人をお墓に埋葬して、死後何年経っていようとも幾度となく墓前に赴きお参りしたのは、
「肉体が亡くなっても魂は亡くならない、命に限りはあっても魂に限りはない」……そう信じていたからなのではないかと思います。
死後、肉体から離れた故人の魂に祈りを捧げているんですね。
肉体は魂の乗り物で、転生するたびに新しい肉体に宿って、そこからまた新たな人生をスタートさせると言われています。
そうなると、実際の年齢と魂の年齢には違いがあるということになりますね。
歳が若くても考え方や発する言葉等が物凄く大人びた人もいるし、逆に中高年と呼ばれる年代の人でも自分勝手で子供っぽい人もいますし……。
小町が尊敬する人の中にも20代や30代の若くて才能もあり、人柄も素晴らしいと思う人が沢山います。
そういう人たちを見ていると、自分は年齢に甘えてはいけないなと感じます。
小町もいい歳なので、自分より若い人達と一緒にいると、年上だからということで何かと気を使ってくれたりすることがあるのです。
それはとても有り難いことなのですが、それをいいことに年上ということに驕ってはいけないなと思っています。
ただ彼等よりも長く生きているというだけであって、小町にはまだまだ知らないことがいっぱいありますし、人格的にも磨いていく必要があります。
年齢だけでは推し測れないものもあると思います。
「年配者を敬え」という人もいますが、そもそも敬う気持ちがなかったら出来ないと思うし、若者が敬いたくなるような中高年がどれほど今の世の中にいるのでしょうか?
以前、小町が出会った高校生の男の子が「自分はお前より年上なんだからって威張ってるおじさん見ると、この人かわいそうな人だなって思う」と言っていたのですが、きっとそのおじさんより彼の方が大人ですね。
成熟度が高い魂は若い魂に対して、怒るよりも優しく見守るという姿勢。
そんなことを考えると「実年齢と魂の年齢は違う」というのは、あり得るなと思うのです。
今回のお盆休み、墓参りの帰りにふと想いました。
そして、肉体も自動車と同じように長く乗っていれば、あちこち不具合が出てきますから、メンテナンスが必要です。
バランスの良い食事や適度な運動、ゆっくりと寛ぐ時間や睡眠時間等……少しでも長持ちするように大事に乗りたいですね。
以上、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
菜々小町
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