桁外れのお金持ちの特徴とは?服装にも違いがある?
こんにちは、菜々小町です。
あなたは、お金持ちに対してどのようなイメージを持っていますか?
広い豪邸に住み、高級車に乗り、一流レストランで食事をし、身に着ける物は全て高級ブランド……。
多くのお金持ちは、このような生活をしているのではないかと想像しますよね?
当然、お金持ちなら服装にも違いがあらわれるものかと思われますが、果たしてどんな特徴があるのでしょうか?
やっぱり!お金持ちの服装はブランド志向?
小町が昔、勤めていたクリニックには沢山のお金持ちの方がいらっしゃいました。
保険診療を一切しない自由診療のクリニックということもあり、実に沢山のお金持ちの方と接することができたのです。
来院されるお金持ちの方々の服装を見ていると、小町のような庶民とはやっぱり違いがあるな~、と感じました。
あるIT関連の仕事をされていた20代の女性は、麻布の分譲マンションに住み、来るときはいつもシャネルのスーツに身を包み、金色のロレックスの腕時計を煌めかせ、エルメスのバッグをお持ちでした。
また、ある40代の会社経営者の男性は、高級外車に乗り、アルマーニのスーツを着て、腕にはやはりロレックスの時計をはめていらっしゃいました。
お金と時間がたっぷりある60代のご夫人も、いつも有名ブランドのスーツをお召しになって、毎回違うエルメスのバッグをお持ちでした。
ブランド品に詳しい先輩スタッフが、毎回、来院される方の服装のブランドチェックをして、後輩の私に教えてくれるのです(笑)。
女性は、主にシャネルやグッチ、エルメスなどがお好きな方が多く、アクセサリーも服装もきらきらしていました。
バブル全盛期だった時代が、そのまま続いているような感じを受けました。
皆さん、数百万単位の診療費を一括で支払うような感じで、一般の平均的な会社員の経済観念とはかけ離れていましたね。
そして、男女共、ブランド志向の方が多かったという特徴があったと思います。
もともと、高級ブランドに詳しくない小町でもわかるようなブランド品を身に着けていらっしゃる方がほとんどでした。
そりゃあ、お金持ちなんだから、高級ブランド品だって好きに買えるし、服装だって庶民とは違いがあるに決まっているじゃないか!……と思ったりしたのですが、しばらくして小町が抱いていたその常識は、あるご婦人との出会いによって覆されることになるのです。
桁外れのお金持ちは服装よりもココに違いがあった!その特徴とは?
小町がクリニックに勤め始めてから、しばらくするとある年配のご婦人が来院されてきました。
私たちスタッフにも笑顔で挨拶してくださり、とても穏やかな方でした。
クリニックには、いつもドライバーさんが運転するベンツに乗って来院されていました。
お金持ちの特徴として、きっと、このご婦人も全身高級ブランドでキメていらっしゃるかと思いきや……。
服装は、いかにもシャネルといった高級有名ブランドというわけではなく、上質で品の良いものをお召しになっている感じで、またその装いがその方にとても似合っていたのです。
手に持っているバッグもエルメスとかグッチというわけではないのですが、スーツに合った品の良いものをお持ちになっていらっしゃいました。
服もバッグもデザインはシンプルなのですが非常にエレガントで、洗練された大人の女性が選ぶ服装とは、こういうものなんだと思いました。
来院されるお金持ちの方の服装は、高級ブランドに身を包み、時計や指輪やネックレスなどゴージャスなファッションという方がほとんどだったのですが、そのご婦人が身に着けていらっしゃるものは、派手な感じは全くなく、アクセサリーもほとんどされていませんでしたし、他のお金持ちの方々とは明らかに違いました。
たとえブランド品だったとしても、はっきりとブランド名がわかるようなロゴが大きく入った物は一切、お持ちになっていることはありませんでしたし、指輪やネックレスなど大きな宝石を身に着けていることもありませんでした。
また、そのご婦人は会社を経営されていたのですが、ある時には会社の作業着姿で来院されたこともありました。
地味な作業着姿でドライバーさんが運転するベンツに乗って、クリニックにいらっしゃったのです!
「ごめんなさいね。会社の作業着で来ちゃって……」とおっしゃる姿が、とても可愛らしく感じました。
そのご婦人は、なんと日本でも有数の大富豪婦人だったのです。
毎日、来院されるお金持ちの方々と接していると、面白い特徴があることに気がつきました。
そこそこ稼いでいるであろうお金持ちの方々の特徴は、皆さん、パッと見てもわかるような高級ブランドの物を身に着けて、どちらかというと派手な感じの服装の方が多かったです。
ですが、さきほどのご婦人のような桁外れのお金持ちは、高級ブランドを身に着けるというよりも、自分には何が似合うのか、自分にとってどんなものが心地良いのか?……というのが選ぶ基準になっているような気がしました。
自分にとって心地良いと感じる物なら、何も高級ブランドでなくても良いということですね。ココが「それなりにお金持ち」という方と「桁外れのお金持ち」の方との違いのように感じました。
世に中には「このブランドなら間違いない……」という高級ブランド品に対する価値観というのがあるかと思いますが、桁外れのお金持ちはそういった価値観では生きていないのかもしれませんし、実際には服装のみならず生活そのもの自体が質素だったりするようです。
本当のお金持ちというのは、高級ブランド品で身を飾ってお金持ちということを誇示する必要がないということかもしれないな……とも思いました。
物質的な豊かさは十分得られるほどのお金持ちなので、逆に高級ブランドへの興味(憧れ)や執着が薄いのかもしれないですね。
あるいは、高級ブランドの服や時計とは違う何か他のものにお金を使っているのかもしれません。
まとめ
お金持ちの方でも、スーツやネクタイ、靴やバッグ、アクセサリーなど、全身高級ブランドに身を包んだお金持ちの方もいらっしゃれば、ブランドにはあまりこだわらずに、ご自分の好きな服装を楽しむお金持ちの方もいらっしゃいます。
高級ブランドとか一流ブランドといわれるものは、デザイナーや職人たちが日々努力を積み重ね、試行錯誤しながら常に高い技術を提供し、そして、それが今日まで受け継がれてきているという歴史があります。
そのブランド品を身に着けることは、ステータスなことなのかもしれません。
ですが、小町が出会った桁外れのお金持ちだった大富豪婦人は、高級ブランドとか有名ブランドだから選ぶという判断基準を持っていらっしゃいませんでした。
何が自分に似合うのか?どんなものが自分にとって心地良いものなのか?……という基準で好きな服装を楽しんでいらっしゃるようでした。
お金持ちといっても、価値観の違いから服装にも特徴や違いがあらわれるんですね。
さて、あなたがお金持ちだとしたら、どちらのお金持ちでしょうか……?
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
菜々小町
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