アレンジ自在！洋服みたいに気軽に着られる着物とは？
こんにちは、菜々小町です。
今の日本では、着物を着て生活されている方は少ないのではないでしょうか？
普段、街中で着物姿の方を見かけることって、そう多くはありません。
「着付けが面倒！」とか「着物って帯が苦しそう！！」というイメージがありますし、何といっても「動きづらそう！！」ですよね！？
ですが、従来の着物に洋服の着やすさや動きやすさを取り入れたら、もっと着物を気軽に楽しむことができるのではないでしょうか？
今日、ご紹介する着物はアレンジ次第で、いろんな着こなし方が楽しめるんですよ。
着物風デザインの洋服は自由なアレンジであなただけの着こなし方が楽しめる
着物に対して、お気軽に着られるような代物ではないと感じてしまうのは、何かと決まりごとが多そうで堅苦しい感じがするからではないでしょうか？
着付けやら帯の結び方やら、きちんとできていないと着物上級者の年配の方からお叱りを受けそう……なんて思ってしまいますね。
ですが、着物を着物として着るのではなく、着物風にデザインされた洋服を着るとしたらどうでしょうか？
しかも、洋服なので着物と違って着付けに時間がかかるなんてこともなく、簡単に着られて動きも楽。
着方も自由にアレンジできるので、自分なりのファッションが楽しめます。
アレンジ自由自在！着物風デザインのお洋服の着こなし方
一般的な女性の着物は、丈が長く、おはしょりといってウエスト辺りを折って長さを調整します。
その後、帯を締めていくのですが、これからご紹介する着物はそのおはしょりを作る必要がありません。
なぜかというと、トップスとボトムのセパレート式になっているからです。
上は、着物の袂（たもと）があるデザインの上衣で、下は巻きスカートになっています。
上下に分かれていることで、洋服のブラウスとスカートを着るように簡単に着ることができますが、見た目は普通の着物とさほど変わりがありません ↓
上下に分かれているので、通常の着物のような動きづらさもありませんし、着崩れもあまり気になりません。
こちらが着物風デザインの上衣です ↓
まるっきり、着物の上半身の部分をカットした感じですね。
そして、こちらが巻きスカートです ↓
巻きスカートなので、ウエストの調整が可能ですから、ちょっと食べ過ぎてしまっても心配いりません（笑）。
セパレート式着物についてのくわしい記事はこちらもご覧ください ⇒「帯結び不要！！セパレート式着物なら着方が簡単！」
このセパレート式着物は、着る人のアレンジ次第でいろんな着こなし方が楽しめるのが特徴です。
例えば、下の巻きスカートにTシャツやセーターなどを合わせて着ることができます ↓
とってもカジュアルな感じになりますね。
これなら、普段着として着られそうです。
あるいは着物風デザインの上衣に、お手持ちのガウチョパンツやワイドパンツを合わせて着ることもできます。
こちらは、ガウチョパンツを合わせています ↓
袴を穿いているような感じになりますね。
腰に巻くのは帯じゃなくても、サッシュベルトとか太めのリボンなどでも良いかと思います。
締め付けるのが苦手な方は、このような着方が楽だと思います。
着る人のお好みのアレンジで、自由に好きなファッションを楽しめるんです。
今回ご紹介したセパレート式着物は、従来の着物とは違い、「こう着ないといけない！」という決まりごとはありませんので、着る人のセンスを活かしたアレンジによって、いろんな着こなし方が楽しめます。
着物として着ることもできますし、上下単品で着用することもできますから、通常の着物のように年に１度か２度着るか着ないかで、後はタンスの肥やしになってしまうということはありません（笑）。
まさに一石二鳥のアレンジ自在な着物風デザインの洋服です。
まとめ
小町は、ほんの２～３回しか着ないでタンスの引き出しにしまったままの着物があります。
もったいないな～と思いながらも、ずっとそのまま（笑）。
日常で着るには、やっぱり手軽に着られて動きやすいデザインの洋服に軍配があがってしまうのではないかと思います。
セパレート式着物は、その洋服の良さを取り入れ、着物としても着ることが可能なデザインなんです。
いろんなアイテムを合わせて好きにアレンジして、自分なりの着こなしを楽しめたら素敵ですね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
菜々小町
こちらの記事も合わせてお読みください ⇒「初心者でも大丈夫！浴衣の着付けを簡単にする作り帯とは？」
難しい着付けや帯結びが不要な大正ロマン系着物服にご興味のある方はこちらから ⇒ アトリエ菜々小町の和洋服「私へのプレゼント」
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