カステラは和菓子か洋菓子か?その答えはなぜ?
こんにちは、菜々小町です。
今日、職場で文明堂(ぶんめいどう)のカステラ巻をいただきました。
カステラ食べるのは久しぶり♪
ところで、カステラは和菓子か洋菓子か?……どっちなんだろうと思ったことはないですか?
そして、その答えはなぜなのか?
ちょっと、つぶやいてみました……。
カステラは和菓子か洋菓子か?なぜの答えは時代にあった!
小町は数年前まで、ずっとカステラは洋菓子かと思っていました。
ケーキと同じ洋菓子というカテゴリーの中に入っていると思っていたんです。
だって、見た目もスポンジケーキみたいじゃないですか?
ですが、カステラは和菓子に分類されていました。
それを知った時、「え? なぜ、和菓子なの~?」と疑問に思いました。
室町時代の末期に長崎でポルトガル人によってその製法が伝えられたということなので、「じゃあ、やっぱり洋菓子なんじゃない!?」と思うのですが、明治時代以降に日本に伝わった西洋のお菓子を洋菓子と呼ぶので、室町時代の末期に入ってきたカステラは和菓子に分類されているんです。
カステラが、なぜ和菓子に分類されているのか?……の答えは時代にあったんです。
ですので、もし、カステラが明治時代に入ってから伝えられていたなら、洋菓子に分類されていたということになりますね。
ちなみに、カステラは和菓子の中の「生菓子」に分類されていて、その生菓子の中の「焼き物」に入っています。
カステラの老舗というと福砂屋(ふくさや)が浮かびますが、なんと1624年の創業だとか!
そのほかに松翁軒(しょうおうけん)が1681年創業、文明堂が1900年となっています。
こんなにも長く日本人に愛されるお菓子になるとは、フランシスコ・ザビエルも思いもしていなかったことでしょう。
カステラは、小麦粉・卵・砂糖・水あめ・はちみつが主な材料で、やわらかくてしっとりとした生地の焼き菓子です。
日本に伝えられた当時は、小麦粉・卵・砂糖のみの材料を同量の配合によって作られていましたが、その後、日本人の嗜好に合わせたレシピで作られるようになり、完全に日本独自のお菓子になったようですね。
カステラという名前についても、なぜそう呼ぶのかと思ったことはないですか?
カステラという名前は、スペインのカスティーリャ王国からきているそうですが、ポルトガル語でカスティーリャを「カステーラ」と発音したので日本語で「カステラ」と呼ばれるようになったようです。
お菓子の名前の由来も、調べてみると面白いものですね。
カステラって、バターを使わないのでカロリーが低いように思いますが、卵や砂糖がたっぷり使われているので割とカロリーは高めです。
それでも……食べちゃいましたよ(笑)。
いただいたカステラ巻を、お抹茶と共にいただきました! ↓
はちみつ入りのカステラ生地はふんわりとやわらかく、そのカステラ生地を包んでいるどら焼きの生地がしっとりとして美味しいです!
素晴らしいコンビネーション!!
文明堂の普通のカステラも美味しいですが、このカステラ巻はカステラ生地とどら焼き生地が一緒に楽しめるのがいいですね。
しかも、ひとつずつ個装されていて、切り分ける必要がないのもいい(笑)。
ごちそうさまでした~!
きっと、コーヒーや紅茶、ほうじ茶でも美味しくいただけると思います。
お中元やお歳暮にもおすすめな文明堂のカステラ巻はこちらから ⇒ 文明堂総本店 銘菓詰合せ1号(MT-14)(カステラ巻6・三笠山4)長崎銘菓
まとめ
結局、美味しいものをいただくのに、和菓子か洋菓子かなんて考える必要はないのでは?……と思ったりしました。
美味しいものを食べてる時って幸せだし、美味しいものを食べて不機嫌になる人はいないですよね!?
カステラは、和菓子に分類されていますが、なぜ、和菓子として扱われているのか?……の答えは時代にありました。
時代の違いによって、洋菓子になっていたかもしれないのですが、その前に小町にとっては「カステラは幸せな気分にさせてくれる美味しいお菓子」なんです♪
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
菜々小町
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