美味しい和菓子の種類と夏に人気はどれ?

こんにちは、菜々小町です。

美味しい日本茶には、美味しい和菓子が合いますね。

和菓子にも洋菓子と同じようにいろんな種類がありますが、一体どのくらいあるのでしょうか?

また、暑い夏に人気の和菓子の定番は?

今回は、和菓子の種類とこれから夏に向けて、人気の定番の和菓子をご紹介いたしますが、その他に超簡単なおやつのレシピと美味しいだけではない和菓子の持つ力についてもお話したいと思います。

和菓子の種類は沢山あった!

洋菓子には、スポンジケーキやシフォン、パイやタルト、シュークリーム、クッキー、ムースなど、他にもいろんなお菓子がありますね。

和菓子にも、実はいろんな種類のお菓子があります。

大福やお饅頭、お団子だけではなく、和菓子も洋菓子に負けないくらい沢山の種類があるんです。

中でも「練り切り」のような四季折々の花などを表現した、芸術品と言えるような美しいお菓子は、食べるだけではなく、私たちの目も楽しませてくれるものですね。

そして、日本各地に古くから伝わる伝統の和菓子があることは、全国各地に室町時代や鎌倉時代から続くと言われる老舗の存在が証明していると思います。

和菓子は大きく分けると「干菓子」「半生菓子」「生菓子」に分けられていますが、更にそこから種類が分かれています。

干菓子には、甘納豆などの「砂糖漬け菓子」やかりんとうや揚げせんべいなどの「揚げ物」、あられなどの「米菓」、炒り豆などの「豆菓子」、千歳飴や梅干し飴などの「飴物」、おせんべいや八つ橋などの「焼き物」、そして「打ち物」と呼ばれる落雁がありますが、どれも一度は、口にしたことがあるのではないでしょうか?

「砂糖漬け菓子」の甘納豆 ↓

「揚げ物」のかりんとう ↓

「米菓」のあられ ↓

豆は節分の鬼打ち豆だけではありません!?「豆菓子」↓

カラフルな「飴物」↓

お茶の時間の定番である「焼き物」おせんべい ↓

「打ち物」落雁 ↓

比較的、日持ちのするものが多いですね。

半生菓子には、最中や州浜(すあま)などの「岡物」、石衣のような「飴物」があります。

パリッとした皮が美味しい「岡物」の最中 ↓

こちらも「岡物」の州浜(すあま)↓

生菓子になると、練り切りや練りようかん、求肥などの「練り物」、水ようかんなどの「流し物」、大福やおはぎ、お団子などの「餅物」、焼きまんじゅうやカステラ、どら焼き、きんつばなどの「焼き物」、蒸しようかんやういろう、蒸し饅頭などの「蒸し物」があります。

芸術品ともいえる練り切りは「練り物」↓

「餅物」の大福 ↓

こちらも「餅物」のお団子 ↓

「焼き物」のどら焼き ↓

「蒸し物」のういろう ↓

干菓子に比べるとあまり日持ちがしないものが多いですが、大福やお団子、カステラやどら焼きなどは、日常、おやつとしてよく食されている和菓子だと思います。

このように和菓子もいろんな種類があり、長く日本人に愛されてきているお菓子なんですね。

夏こそ食べたい人気の和菓子!

気温も上がってきて、暑くなってくるとアイスクリームやかき氷が食べたくなってきますよね。

暑い日のおやつには、ケーキや大福よりもひんやりしたお菓子が人気のようです。

夏の暑い日にこそ食べたい、夏にぴったりな和菓子があります。

夏は、暑さでバテ気味だったりすると、こってりしたお菓子は重いですし、さっぱりといただきたいですよね。

和菓子は、バターなどの油脂はほとんど使用していませんし、夏の和菓子は胃がもたれるようなこともなく、美味しくいただくことができます。

また、葛などは滋養強壮にもよいとされ、バテ気味の体にはうれしいですし、ダイエット中の方には、寒天を使ったお菓子はおすすめです。

四季折々、楽しめる和菓子ですが、これから夏に向けてどんなお菓子が人気なのか?

定番の和菓子をご紹介します。

体に優しく美味しい、夏に人気の和菓子をピックアップしてみました!

美味しい夏の和菓子!人気の定番はこれ!!

さて、見た目が涼やかで美味しい、に人気の和菓子の種類には、どんなものがあるのでしょうか?

変わらぬ人気の定番の和菓子を順にご紹介していきましょう。

1.水ようかん

夏といったら水ようかん!

こしあんを寒天で寄せて作った水ようかんは、滑らかな舌触りで暑い日でも美味しくいただけます。

2.葛桜

葛粉を使って作る葛桜は、ぷるるんとして口の中に入れるとつるんと食べられてしまいます。

夏にぴったりの和菓子ですね。

3.クリームあんみつ

ヘルシーフードとして人気の寒天は、食物繊維が豊富。

あんこやフルーツ、白玉などのトッピング次第で、いろんなバリエーションが楽しめます。

アイスクリームも抹茶や小倉などがありますし、トッピングは種類豊富です。

白玉粉で作る白玉は、お餅に比べてもたれにくいそうですよ。

4.麩まんじゅう

笹の葉に包まれた麩まんじゅうは、あっさりした麩とこしあんのバランスがなんとも言えない美味しさです。

麩は高たんぱくで低カロリーな食品のひとつ。

笹の葉は防腐剤の代わりにもなっているとか。

5.宇治金時

夏に食べたくなるかき氷といったら、宇治金時!

冷たい氷と抹茶の味に夏の暑さも何処へやら!?

あまりの美味しさに夢中で食べて、頭が痛くならないように注意しましょう。

6.錦玉かん

寒天を煮詰めて甘みをつけたお菓子の錦玉かんは、見た目も涼し気。

夏らしい、透き通った錦玉かんの中の世界に思わず見入ってしまいます。

いかがでしょうか?

どれも、暑い夏のおやつに食べたいお菓子ですね。

もし、簡単に手作りできる和菓子があるなら、自宅で作ってみてもいいかもしれません。

手作りと言っても、そんなに手間もかからず、簡単に作れるものもあるんですよ。

手軽に作れる夏の和菓子

では、自宅で簡単に手作りできる和菓子の作り方を2つご紹介しますね。

夏は暑いので、長い時間キッチンに立っていたくないし、鍋に火をかけコトコトと長時間豆を煮るようなことはしたくない!……と思いますよね!?

小町は、夏は寒天や白玉粉を使って超簡単な和菓子を作ることがあります。

本当に簡単過ぎるので、レシピなんて必要ないくらいなんです(笑)。

1.白玉あずき

白玉粉(スーパーで売ってます)100グラムをボールに入れ、そこに水100ccを少しずつ加えながら、指でつぶして混ぜながら、まとめていきます。(4人分の分量になります)

耳たぶ位のやわらかさになったら、親指程度の大きさにちぎって丸め、指でほんの気持ち程度に真ん中を軽くつぶします。

鍋で熱湯を沸かし、白玉を入れ、浮き上がってきたら1~2分ゆでて、冷水にとって冷まします。

白玉が冷めたら、器に入れて、市販のゆで小豆をトッピングするだけ!

一緒にアイスクリームやフルーツをのせてもいいですね♪

2.黒豆茶ゼリー

はじめに黒豆茶200ccを通常よりもかなり濃い目に淹れておきます。

ボールに100ccの熱湯を用意し、そこに粉寒天2グラムを入れて、1分程度泡だて器などでよく混ぜ、粉寒天を溶かします。

粉寒天がきちんと溶けたら、その中に濃い目に淹れた黒豆茶200ccを加えて、更に混ぜます。

型に流し入れたら、冷蔵庫で冷やし固めるだけ!

米飴やオリゴ糖シロップをかけていただきます。

寒天はカロリーを気にせず食べられるため、ダイエット中の方にも人気の食品です!

黒豆茶だけではなく、抹茶などいろんな種類のお茶で作ってみてもいいと思います。

手軽に作れるので、夏のおやつとしていかがでしょうか?

人気の和菓子は美味しいだけじゃない!

夏は、暑さのせいで食欲が湧かなかったり、冷たいものの飲み過ぎや食べ過ぎで胃腸が疲れていることがあります。

和菓子は、バターなどの油はほとんど使っていないものが多いですし、消化の良い胃腸に優しいお菓子もあります。

体を温める効果のある葛やヨモギ、食物繊維の豊富な小豆や寒天などが使用されているため、冷房で冷えた体やお通じで悩んでいる方には、最適なおやつではないでしょうか?

ヨモギは薬草として、婦人科の病にも良いとされ、ヨモギ湯などに使われたり、昔から重宝されてきました。

草餅やヨモギ茶などの他にも、ヨモギの石鹸など食べ物以外にもヨモギが使用されている製品はいくつか種類があるようです。

また、あんこは、女性に人気の食べ物のひとつでもありますが、小豆には鉄分が含まれていますから、貧血の予防にもいいかもしれませんね。(女性は特に貧血気味の方が多いそうです)

そういう意味でも、和菓子はおすすめです~♪

まとめ

長い歴史を持つ和菓子は、日本人に広く愛されているお菓子です。

和菓子の種類はたくさんあり、また、四季折々にその季節に人気のお菓子があります。

夏に人気となる和菓子は、疲れた体に優しいものが多く、味や見た目のみならず、私たちの体に滋養を与えてくれます。

今年の夏も、定番の人気の和菓子をいただいて、暑い夏を乗り切っていきたいですね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

菜々小町

美味しい和菓子といただきたい!!美味しい日本茶についてはこちらの記事をご覧くださいませ ⇒「こんなにあった日本茶の種類!産地によって味も香りも違う!?

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