東京にある病気平癒のご利益がある神社は牛さんが目印!?
こんにちは、菜々小町です。
現在、通院されていらっしゃる方や通院はしていないけれど、何となく体の不調を感じていらっしゃる方にとって、病気平癒のご利益がある神社はちょっと興味が湧いたりしないでしょうか?
東京には、病気平癒のご利益がある神社はいくつもありますが、その中で牛の像がある都内でも有名な神社をご紹介したいと思います。
病気平癒には、なんとその牛さんを××するといいそうなのです。
東京都内で病気平癒のご利益がある神社
体の何処か具合の悪いところがあると、いつもニコニコ笑っていられないし、何をするにもしんどいですよね!?
病気にならないように普段から食事に気をつけたり、適度な運動を心がけたりしていてもやっぱり、私たちの体は生身ですから具合が悪くなることもあります。
精神的なストレスが原因で、病気になってしまうことだってあると思います。
その時は病院に行って、適切な治療を受けることが大切ですね。
小町は以前、勤めていた職場のあまりの忙しさで体調がすぐれなかったことがありました。
仕事中、忙しくてトイレにも行くことができなかったり、お昼の休憩時間も電話や来客の対応に追われ、ゆっくり食事ができなかったり、とにかく激務で毎日がめまぐるしく過ぎていきました。
いつの頃からか、時々、胸の辺りを押されるような感じと喉に違和感を覚えるようになりました。
最初は、その違和感がずっと続くわけではなかったのですが、そのうち頻繁に胸を押されているような圧迫感と喉の違和感を感じるようになってきて、更に呑酸がこみ上げてくるようになりました。
「何処か悪いのかしら? もしかして何かの病気になってしまったのかな……?」
滅多に病院で診てもらうことのない小町でしたが、あまりにも体の不調が続くので、自宅から徒歩で15分位の場所にある内科クリニックに行くことにしました。
医師の診察を受け、胃薬と数種類の漢方薬をいただいて飲んでみたりしたのですが、症状は一向に改善しませんでした。
そのクリニックの院長先生に「原因がわからないので、一度、大きな病院で精密検査を受けて来てください」と言われ、紹介状を書いてもらい、大きな総合病院で検査を受けることになりました。
その時、生まれて初めて胃カメラを経験しました。
人生初の胃カメラです。
そして、その総合病院で受けた検査の結果は『異常なし』でした。
結局、通い続けたクリニックで原因がわからず、総合病院での検査でも異常なし……。
「不調の原因が分からないなんて、どんな治療をすればいいのかわからないじゃない!!」
「このまま、ずっと胸の圧迫感や喉の違和感、イヤな呑酸を感じながら生活していかなきゃならないの?」
半ばあきらめ気味の小町ではありましたが、内科クリニックの院長先生が漢方医でもあったことから、「病気はひとつの臓器だけを診るのではなく、体全体を診ることが大切。病気と闘うという姿勢では病気を治すことはできない」という考え方をお持ちで、小町もその考え方には賛成なので、もうしばらく通院してみることにしました。
そんな体の不調を感じながら毎日を送っていたある日の夜、神社の夢を見たんです。
夢の中で、広くて大きな神社の中を自分が歩いていて、目の前に牛の形をした石の像が左右にあります。
そして、一番右側にはその石の牛さんよりも大きな牛の像が見えたんです。
「あれ~? 牛さんだ~!!」と夢の中の自分が言っています。
なぜ、神社に牛の像?しかも狛犬ではなく狛牛があるのかと不思議に思っているのです。
小町は、子供の頃から夢はいつもフルカラーで見ていたので、夢から覚めた後も鮮明にその映像が残っていることが多いのですが、この牛さんの像がある神社の夢もとても印象的でした。
「狛牛のいる神社なんて、実際にあるの?」と興味が湧いたので、ちょっと調べてみたのです。
すると、狛牛のいる神社がありました。
なんと、東京都内にあるではありませんか!
しかも、病気平癒のご利益があるらしい……!?
「これは是非、行ってみようじゃないの!」
お参りしたからといって、この体の不調が良くなるかは別として、実際に狛犬ならぬ狛牛を見てみたいと思ったのでした。
牛さんを撫でると病気が治る神社?
東京には、撫で牛(なでうし)といって、自分の体の悪い所と同じ所を撫でると病気が治るといわれる、牛を象った像がある神社がいくつかあります。
江東区亀戸にある「亀戸天神社(かめいどてんじんじゃ)」はそのひとつ。
学問の神様といわれる菅原道真公が、ご祭神として祀られています。
また、文京区湯島にある「湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)」にも撫で牛がいます。
こちらの神社も菅原道真公が祀られていて、最後の神頼みとして受験前にお参りして合格祈願する受験生が毎年沢山訪れているようです。
どちらも東京では「亀戸天神」とか「湯島天神」と呼ばれ、有名な神社です。
ですが、なぜ、学問の神様といわれる菅原道真を祀る神社に病気平癒のご利益のある牛がいるのでしょうか?
一説によると、菅原道真が誕生したのが845年の丑の年、亡くなったのが丑の月・丑の日であったり、道真自身が牛を慈しんでいたことから牛は天神さま(菅原道真公)のお使いとされたようです。
その牛を象った像を撫でると病気平癒のご利益があるというのは、人形(ひとがた)に自分の邪気を移して心身を祓い清めるという古くからあるまじないと同じ意味を持つといわれています。
「亀戸天神社」や「湯島天満宮」のほかに東京で、撫で牛のいる病気平癒のご利益のある神社があります。
これからご紹介する神社には、撫で牛だけではなく、狛犬ならぬ狛牛もいるんです。
その神社こそ、小町が夢で見た神社だったんです。
東京の牛嶋神社には珍しい狛牛がいる!
今日は、久しぶりに狛牛さんと撫で牛さんを見に行くことにしました。
東京都墨田区向島にある「牛嶋神社」にはじめてお参りした日から、もう随分と年月が経ちますが今日も静かでいいお天気です。
こちらの神社には、小町が夢の中で見た狛牛がいて、境内の右手には撫で牛の像もあります。
牛嶋神社のご祭神には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟神で、荒ぶる神として知られる須佐之男命(素戔嗚尊・すさのおのみこと)が祀られています。
古事記の中では、数々の乱暴をはたらき、高天原(たかまがはら)を追われることになった後、葦原中国(あしはらのなかつくに)の出雲に降り立ち、そこで八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治するヒーローとして描かれています。
日本三大祭りのひとつ「祇園祭(ぎおんまつり)」で知られる京都の「八坂神社(やさかじんじゃ)」に祀られている神様でもありますね。
須佐之男命は、インドの神の化身である牛頭天王(ごずてんのう)と同一視され、疫病から人々を守るといわれていますが、牛頭天王のお姿は、字のとおり、頭に牛の頭部を乗せている像や絵で表現されています。
牛嶋神社は病気平癒のほか、厄除け・縁結び・子授け・商売繁盛などのご利益のある神社です。
小町は、いつも神社にお参りする時、鳥居をくぐってからは境内の様子などをパチパチと撮影することはしません。
ですが、今日は数枚だけ写真を撮ってみました。
こちらが狛犬ならぬ狛牛です ↓
社殿の両脇に狛牛さんがいるなんて、珍しいですよね!?
「はい! チーズ!!」なんて言えませんでしたが、パチリと撮らせていただきました。
こちらは境内の右側にいらっしゃる撫で牛さん ↓
撫で牛さんは、病気平癒のご利益があるとされ、自分の体の悪いところと同じ箇所を撫でると回復に向かうと言われています。
しかも、体だけではなく心も健康になるということですので、ストレス社会といわれる現代には非常に需要が高い牛さんなのです。
お参りに来た人は、病気平癒の願いを込めて、この撫で牛さんの体のあちこちを手で撫でていきます。
小町は、牛さんの頭から腰の方まで全身を撫でさせていただきました。
もっと頭良くなりたいし、心も体も健康でいたいですからね。
牛さんを撫で撫でしていると、外国人の女性2人がやってこられて物珍しそうに撫で牛さんを眺めていらっしゃいました。
牛嶋神社の近くには東京スカイツリーがあったり、浅草へも徒歩で行ける距離なので、外国から旅行にいらした外国人の方もよくお参りされるみたいですね。
それにしても、赤いヨダレ掛けしてる姿がなんか可愛い。
ヨダレ掛けを奉納すると、生まれてきた赤ん坊が元気で丈夫な子に育つといわれています。
本物の牛は、実際すごいヨダレを垂らしているからヨダレ掛けが必要かも(笑)。
画像の木々の上に写っている建物は、東京スカイツリーです ↓
牛嶋神社は、東武スカイツリーラインの「東京スカイツリー駅」から徒歩で6~7分の場所にありますので、お参りした後に寄ってお食事や買い物を楽しんでもいいですね。
この日、神社の鳥居前で和装の男女をカメラマンが写真撮影されていらっしゃいました。
新郎新婦の方達のようで、お二人ともカメラを前にとても幸せそうでした。
いいですね~♡♡♡
どうぞ、末永くお幸せに~♪
そういえば、前回お参りに来た時にも新郎新婦の方を見た記憶が……。
ご結婚の予定のある方は、牛嶋神社で神前式というのもいいかもしれませんね。
牛嶋神社
東京都墨田区向島1-4-5
東武スカイツリーライン「東京スカイツリー駅」徒歩7分
都営浅草線「本所吾妻橋(ほんじょあずまばし)駅」徒歩7分
まとめ
体の不調を感じていた当時の小町が、病気平癒のご利益があるといわれる東京の牛嶋神社にお参りした後、症状が劇的に良くなったのか?……というとそうではなかったです。
ですが、それまで言いたいことを言えずにどこか自己犠牲的なところがあったことや、「○○でなければいけない」という思い込みやこだわりが強かったことが、自分を苦しめていたものの正体だったと気づきました。
車を運転する時に握っているハンドルにも、「遊び」の部分てありますよね!?
小町には、その「遊び」の部分がなかったような気がします。
「もう少し、楽に生きてみようよ!」という体からのメッセージを当時の小町はそうは受け取れず、体の不調が何処からくるのか、わからなかったのでした。
それまで感じていた体の不調は、自分にとって必要なものだったんです。
そんなことを感じるようになってからは通院することはなくなり、少しずつ症状が和らいでいって、胸を押される感じや喉の違和感などはなくなりました。結局、医学的には原因はわからなかったのでした。
病気や体の不調は、起こるべくして起こっているのだと思います。
神社にお参りする時は、劇的な奇跡がおこることを期待するよりも、縁起を担ぐような気持ちで参拝するくらいがいいかと思います。
体の不調を感じている方もそうでない方も、是非一度、撫で牛さんや狛牛さんに会いに、病気平癒のご利益がある神社にお参りしてみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
菜々小町
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